異世界薬局 8 / 高山理図

 

レビューという名の感想文です。

前の巻については以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

 

ジャン提督が新大陸に行き、そこでトラブルに巻き込まれるのがこの巻の主な話ですね。

新大陸で病気になったり、原住民と戦闘に入ってしまったり、クララだけ別で捕まったり、ファルマの神紋が奪われたりと、結構な大騒動になります。

クララの回収をして、脱出を図ったところで、8巻は終了です。

途中でニキビとかアトピーとかの対処や、聖帝の融解陣の確認、藻の発見と買い取りとか日常回的なことが1/3ぐらいありますかね。

この巻は、ファルマ自身が大ピンチに陥る久しぶり巻ですかね。最後の方にちょこっとだけですが。

この巻で楽しかったのはファルマの女装回ですかね。しっかり準備して隠していたのに、あっさりバレたけど、結局薬局の株があがるという落ちでしたが。

後半は戦闘描写が多いですね。神術戦闘がメインなので、アクション描写は少ないですがね。

この巻の最後でファルマのチートの半分が一時的にでしょうが無くなってしまうので、かなりのピンチですよね。このレベルのピンチってあんまり無い気がするんですよね。なんだかんだとチートでいけちゃうし。

ただ、最終的に歯車に潰される運命っていうのが、前の方の巻で示されているので、それが最大のピンチかとは思いますが。

毎度のことですが、細かい薬学ネタが多いので、そこが楽しいです。神紋のチートと、知識チートで無双するのが良いですね。