今まで使っていたPX-049Aのシアンがどんなに頑張っても出なくなってしまったので、仕方がなくプリンタを購入。
複合機で一番安いものということで、EW-056Aを選定。
ただ、あまり選びたくはなかったんですよね。インクの都合で。
PX-049Aは4色全てが顔料インクなのに対して、EW-056Aは黒のみ顔料、他3色は染料なのです。
とはいえ、複合機で4色全てが顔料インクのEPSON機は無いっぽいです。
Canonは確認していません。元々選択肢にないので。
インクの確認をする前に一番安い複合機はどれかと見たときに、Canonは一応候補に上がったのですが、結局除外。
Canonの同等品はEPSONより安いのですが、インクが高いのです。
EPSONは4色セットが4000円台に対して、Canonは黒とカラー3色で別れていて、各3000円台なので、合計6000円ほどになります。Canonはヘッド付だったはずなので、高いのもわかるんですけどね。
Canonの印刷する事にポイントが貯まるってやつもちょっと惹かれたんですがね。EPSONはポイントサービスが終了決まっていますし、ポイント貯めるのがキャンペーンか公式ストアでの購入のみなので貯まりません。ヨドバシで買うほうがお得ですし。
結局、Canonも顔料+染料だったはずなので、インクの成分は変わらないんですよね。
インクの成分の何が問題かと言うと、ハイキューのインクジェット用デカールシートです。
昔買ったときは顔料で12時間、染料で24時間乾燥させれば使えるということだったのですが、2023年に使えない染料が出てきたようで、顔料推奨、染料非推奨になりました。
推奨されている機種は複合機ではなく、プリンターなので買うとしたらスキャナが必要になります。なにか残ってなかったかなぁと思って押し入れ調べたら、パラレル接続のスキャナが残っていました…。ACアダプタも無いので使えねぇ。
昔持ってたUSBの薄型フラットベッドスキャナがあればよかったんですが、捨てたか売ったかしたはずなんですよね。薄いのでライトテーブルに改造するのも難しいだろうと思って(残ってるスキャナはライトテーブルに改造予定で、20年ぐらい置いたままです)
これしかなかったというのもありますが、この系統のEW-052Aだかでデカールシートが普通に使えるというレビューを見たのも決め手です。同じEWの系列機なら大丈夫だろうということで確定しました。
結局、EW-056Aになったわけですが、構造がほぼPX-049Aです。
給紙トレイの蓋がクリアから白に変わってたり、全体的に丸かったりはしますが、インク交換やスキャナ部の持ち上げ機構などはPX-049Aとほぼ同じです。
おかげで、設置関係はなんの違和感も無く終わりました。
セットアップも楽になっている感じです。
PX-049AでもEPSONのページからセットアップ用ソフト落として、それに従ってセッティングしていくわけですが、無線LAN設定が良くなってる感じがしています。
無線LANの設定時にUSBケーブルを挿して、IPアドレスの設定が出来たことに感動。
それもDHCPオンリーではなく固定IPでも行けたことにも感動(うちは固定IPでネットワーク組んでます)
PX-049Aのときに固定IPで設定するのにかなり苦労した記憶があるんですよね。自分のPCのIPアドレスをいちいち書き換えて設定したりしたような記憶(他のネットワーク機器でもよくやりますけどね)があって、DHCP前提だろうからめんどくさいなぁと思っていたのです。
お陰で1時間もしないぐらいでセットアップ終われました。
早速、デカールデータの印刷と行きたいところですが、作ったデカールデータが顔料インクの黒のみのデータだったので、結局テストはせず。
母親に頼まれていたカレンダー制作が先になりました。
使ってみたとしては、
- 速度は少々下がっている?
- 染料インクだからなのか、青が薄い?
というところですかね。
EPSON公式のアプリ関連はスマホ連動系や写真補正ツールがパワーアップしていたり、スキャンソフト用のアドオンが追加されたりしていますね。
ドライバ関連の画面も結構変わってて、できることが増えているみたいです。
この機種、今年出たばっかりなので、格安複合機として最新ってことで合ってるのかな?
カラーのデカールデータは制作予定があるので、それがちゃんと作れれば良いなぁとは思っています。薄い可能性があるので、ちょっとドキドキですが。