異世界魔法は遅れてる! 7 / 樋辻臥命

 

レビューという名の感想文です。

前の巻は以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

 

帝都に戻った水明たちは黎二たちと合流するものの、覚醒瑞樹のイオ・クザミで混乱していた。そこで黎二たちに水明の正体を明かすかどうかで悩み始めることに...。

いつもの日常が始まるかと思ったら、連合の勇者エリオットの失踪、そして魔族の侵攻が同時に発生。

水明一行と黎二一行は魔族討伐を優先していくことに。

現地につくと、実力が知りたいと帝国の十二優傑に3番勝負を挑まれるものの、リリアナ、イオ・クザミ、水明の3人があっさりボコボコにして終了。

魔族との戦闘が始まり各人がそれぞれの場所で戦闘を行い、途中でインルー達普遍の使徒が合流。

魔族を追い返したと思ったら、なぜか現代で滅したはずの魔人クドラックが陣地へ。一瞬で部隊を壊滅させて去っていく...。というところで、7巻は終了。

最後の最後がすごく印象的な巻でした。多分、現時点で発行されてる全9巻の内で一番記憶に残ってるシーンだと思います。

魔族との戦闘中にレフィールに呪いをかけた本人が出てくるとか、インルー達が暴れるとか、イベントはいくつかあるのですが、クドラックのシーンでほぼ全て吹っ飛んでしまいました。

3番勝負は面白かったんですけどね。特に水明戦のオチが。十二優傑が雑魚扱いされちゃってるのがちょっとかわいそう。

イオ・クザミからまだ初美は戻らないので、暴走っぷりも楽しいです。

とにかく面白くて良いです。