レビューという名の感想文です。
人間嫌いの主人公が異世界転生して王国を作る物語の4巻です。
3巻の後半で大量に撃墜したワイバーンが異民族に奪われたのでそれを取り戻すついでに、その異民族を取り込んだり、ずっとろくな扱いをされていなかった実家から独立したりと、結構一気に話が展開していきます。
異民族平定と独立の間にエロパートが入っていたりはします。この巻はそこかしこで微妙なエロを放り込んで来るのでちょっとうっとおしいのですが…。
異民族平定はアマゾネス的蛮族国家(部族?)と決闘を行うのですが、このアマゾネスたちは男に飢えているようで、種馬奴隷云々だのといろいろエロ要素入ってきます。
独立については、実の親のはずが、魔力がないということでチェンジリング、実の子ではないとか言われてしまうので、とうとう愛想が付きてしまったというところでしょうか。
最後にハーレムメンバーの一人であった、夢魔の子が殺されるというショッキングな事件が発生。なんとか復活させたものの、主人公は1ヶ月以上眠り続けるという事態に。目覚めた後に、また微妙なエロ要素出てきちゃうんですが。
話が一気に展開して情勢が大きく変わったのが良かったです。3巻は実質まるごと日常回のような感じでしたので。
ただ、なんというか、ホント微妙なエロが多すぎる気がしました。コメディ要素で入れている分とシリアス要素で入れている分があるのですが、どうにも話のテンポが悪くなっている感じがしてしまいます。
面白くないわけではないんですが、なんかちょっと残念です。