転生魔王の異世界スローライフ 1 / なめこ印

 

レビューという名の感想文です。

 

定番の異世界転生モノですが、転生する時うっかりコモドオオトカゲと融合してしまって、勇者のはずが魔王扱いされて魔界に落とされてしまうというところから話はスタート。

主人公のサタンは生前も見た目は危険だけど、中身は心優しい少年なので、魔王として、人間と戦うことはしてくれません。

代わりに魔界の問題を解決するために動くんですが、それが魔界関係者から対人間活動に間違われてしまうことが多々。

みんな仲良くするための村を作るために活動しても前線基地だと思われてしまったり。

なお、サタンは一応チート持ちなので、ほぼ無敵に近いです。

さらに、魔界関係者(主に四天王)もチート持ちかと思うぐらいに能力高いのが多いです。

サタンの代わりに勇者が召喚されてくるけど、この子はいろいろと幸薄いです。

派手な冒険やチート無双は無いけど、ほんわかゆるい人間関係のコメディドラマになっています。

村作り主体のはずだけど、ほぼ村作り進みません…。

脳みそ空っぽにして読むのが楽しい作品かと思います。