本体の工作を一旦休憩してデカール制作です。
まずはデカールの元になるデータを取り込み、それをベクター編集ツールに放り込みます。
今回はGIMPで取り込み、Inkscapeで作業していきます。
昔はIllustrator使ってトレース作業してたので、トレースにはベジエ曲線使えるのが楽なのです。
FireworksやDreamweaver、Flashが元気な時代に、Flash5とFreehandのセットパックを購入して、Freehandが全然使えなかったので、自分的に最高なのはIllustratorなんですが、懐の都合で、フリーであるInkscapeへ。流石に慣れたので、今はinkscapeで十分ですけどね。
デカールにするのは文字データだけなので、文字だけトレースします。生蕎麦の茶色枠の文字は茶色部分をデカール化して貼る面を白塗装すれば白文字として表現できるかと思います。問題は茶色部分ですがね…。
トレースしたものだけにするとこう。
看板用の「手打 もり かけ」は片方だけトレースしてひっくり返そうかと思ったら、地味に違う表現だったんですよね…。なので、両方トレースしました。
そして印刷するために整理して、予備を複製したものがこちら。
印刷先はいつものハイキューパーツのインクジェット用デカールシートです。A4なので4分割してA6として使っています。
そして印刷に入ったわけなんですが、一部オブジェクトが何故か印刷されないという。調べた限りPostscriptプリンタ以外は真っ当に印刷できないらしいという話が見つかりました。
対策としてはPDFに印刷して、そのPDFを印刷するべきというものでした。が、PDFにもオブジェクトが印刷されない結果に。ほんとよくわかりません。
更に調べて、画質下がるけどビットマップモードで印刷しろとあったので、600dpiに設定して印刷してようやく出力できました。
ようやく印刷完了。サイズは問題なし。右に行ったり下に行くほどずれることもなくちゃんと印刷できました。
KAZON SHIPの時にずれたのは何だったのか…。
この後、デカールは余白を切り離して(こういう少ない時に再利用できるので)、印刷部を12時間以上の乾燥へ。乾燥させたらスパクリ3でコーティングです。