嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 8 日常の価値は非凡 / 入間人間

久しぶりのレビューと言う名の感想文です。


今回は群像劇です。
みーくんもまーちゃんもほぼ出て来ません。
どっかのアニメで出てきた主人公二人を足して二で割ったような探偵や、電波女のキャラっぽいものも出てきたりします。
探偵さんは結構中核を担うんですけどもね。
そして分厚いです。
今までの倍以上でしょうか。
群像劇ということで、時間とその時のキャラの視点から文章が短編的につながっていってます。
今回の事件の犯人は最後にまとめて。
結局のところどうなったかってのは不明。
ボッコボコにされてたようですが。
さすがに殺人事件の犯人は誰かってのはすぐに理解できてた(別の殺人者を除く)ですが、死体が3つになってのは想定外でした。
今回の事件とは別の殺人者については結局正体は見えず。
オチの構成からして、次巻で関わってくるのでしょうか。
こういう形式は細切れでも読めるのでいいですね。
本来の主人公サイドが動かなかったのが残念ではあるけど、主人公サイドと関わってたりする人物ばかり出てきたのが面白いところですね。
オチが次巻への期待をふくらませてくれます。
やっぱり面白かったです。