リアデイルの大地にて 2 / Ceez

 

レビューという名の感想文です。

前の巻については以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

 

北の国ヘルシュペルへ向かう途中でいくつかトラブルにあったものの、無事に到着。

ヘルシュペルでは、娘のマイマイの子供で大商人のケイリックと喧嘩したり、そのケイリックの双子の姉であるケイリナを盗賊との戦闘で救助した後、そのまま盗賊を討伐。

盗賊が居座っていた場所は、腐れ縁であるオプスの守護者の塔であった。そこで守護者からオプスよりの贈り物?として妖精が渡されるが、どういう存在なのかまでの説明は無し。あとの巻で正体というか設定というか、そういうのがわかるんですが、だいぶ後です。

ヘルシュペルでの仕事を終えて王都まで戻る途中で息子であるカータツと出会い橋をかけたり、王都に戻ったら姫さんたちと冒険にでかけたり。

冒険に出かけている間に、イベント用のレイドモンスターがポップして、王都は大騒ぎに。他にも存在していたプレイヤーによってある程度は抑え込めていたが、元々大人数で討伐する相手なので、プレイヤー数人やケーナの子どもたちだけではどうにもならず、あわや王都壊滅となる前に、ケーナが帰還して無事討伐完了。

討伐後に、参戦してたプレイヤーである、シャイニングセイバーとコーラルとフレ登録したりしたあとに辺境の村に拠点を作るべく帰還。

辺境の村に拠点を作ろうとしていたところで、ケイリックの堺屋関連と仕事したり、建築準備したり、なぜか決闘を挑まれたり。

そんなほんわかした状況で2巻が終了。

ケーナのほんわかした雰囲気が良いですね。時々見せる憤怒の状況との落差が激しいのが良いです。

子どもたちからしっかり良い含められ得ているのに、その孫やひ孫関連にはかなり舐められてるのが良いです。案の定、色んな意味でボコられるのが楽しいです。

バトル主体じゃなくて、日常主体のほんわか雰囲気が良いんですよね。そしていざとなったらスキルマスターの力を思いっきり振るうのが良いです。

他のプレイヤーも何人か出てきましたが、特にシャイニングセイバーが表の立場とプレイヤーとしての顔の両面で立ち位置が大変な事になってる状況に苦労しているのが楽しいですね。

アホの魔人族の子は、ここはゲーム世界だから自由だ!みたいな定番ムーブかまして、あっさりボコられるのは、テンプレートで良いですね。泣きじゃくるのはあんまり他で見ない状況でしたが。

とにかく、全体的に楽しくて大好きです。