リアデイルの大地にて / Ceez

 

レビューという名の感想文です。

 

病院で寝たきりだったはずなのに、いつの間にかゲーム世界に居たという話です。

ゲーム世界ではトップレベルの廃人で、そのスペックのまま、ゲーム世界(ただし、ゲーム時より数百年経過)に転移していたため、時々そのスペックをフル活用して無双して生活します。

戻る方法もわからないので、目覚めた村を大改造したり、冒険者として護衛任務を行ったり、里子に出していた里子とその孫たちと出会ってみたり。

護衛任務途中で他のプレイヤーの可能性を見つけたところで1巻は終了です。

この作品は先にコミック版から読んでいて、小説版に手を出して、アニメを見てという順番でした。

スキル使う無双系だけど日常を大事にする冒険モノは好きなんですよね。

主人公であるケーナにはナビシステムが付属しているので、何かあればナビシステムが解説役をやってくれるので、右も左もわからないという話じゃないのも、良いですね。

放り出し系も嫌いじゃないですが(アラフォー賢者の異世界生活は放り出し系だけど、本人の考察力が高い)、日常系で無駄に無双するのは楽しくて良いです。

真面目な話もそれなりにありますが、ほんわか日常のコメディ系ですね。

あとの巻になると、一気にシリアスの雰囲気になったりしますが、この巻だとまだふんわりとした雰囲気です。

里子に出した子どもたちの言動が楽しくて良いです。特にスカルゴ。身内に居るとくっそめんどくさそうですが、傍から見る分には楽しいです。

この作品はハマりにハマってチビチビ読もうと思ってたのに一気に読んでしまって、寝不足等で危なくなったので、ほんとに時間があるときしか読み進めることができませんでした 。

非常に面白いのです。