アラフォー賢者の異世界生活日記 4 / 寿安清

アラフォー賢者の異世界生活日記 4 (MFブックス)
 

 レビューという名の感想文です。

 

 学院の護衛任務の話ですね。そしてこの巻でそれが終わらない。ツヴェイトもピンチに。

バイク作ったり、自動防衛の魔道具作ったり、この世界の「発情期」を目の当たりにしたり、ようやくおっさんと戦闘をした魔道士とそのパーティの名前が出てきたりとか、いろいろ進んできますね。

サムトロールは暗躍するものの、おっさんのスパルタ式育成や、イリスのこの世界から見ればとんでもない実力持ちしか使えない魔法の行使を見せられたり、護衛のコッコ3羽に潜伏させてた盗賊がボコられたりと、かけらも成功しない事態に。

最後の最後に裏組織の刺客が到着しますが、刺客のまっとうな出番は次巻です。

セレスティーナに恋をするディーオのかわいそうな話がこの巻から更にひどくなっていきますね。クレストンさんは殺ろうとしてる模様ですが、セレスティーナに名前すら覚えられてないのがこの巻以降も続いていくという…。

楽しいです。これを書くのに、一部読み返してたら、そのまま全部読みそうになるぐらいに面白いです。