ここは異世界コンビニ デモン・イレブン 2 / 大楽絢太

レビューという名の感想文です。

 

異世界に転移してしまったコンビニが、異世界で売上を上げてSランクを目指す物語です。

ツンデレと天才キャラのムカつき度はこの巻でも代わりません。キャラ設定がブレないのは当たり前ですけどね。

エロ本を巡る物語、デリバリーサービス、万引きと盗賊ギルド、勇者と魔王のお菓子談義、現地民のタブーにまつわるエトセトラ、という5つの物語になっています。

個人的に好きなのはエロ本の話と、一応それに関わる現地民のタブーの話です。

エロ本の話は最終的に同人誌できちゃうし、タブーの話は現地種族の「未成年」の扱いやタブー(アレを食べると禁忌的な)の対応が面白かったです。

主人公もちょっとアレでなんかイラッとすること多いんですよね、この物語。現地民含めてろくなやつが居ないです。ヒロインのうちの二人がトップで、次点はエリアマネージャーでしょうか。ハラスメントの塊です。実際こんなエリアマネージャーやスーパーバイザーは存在してそうですが…。

キャラに難あり、ストーリーそのものは面白いというのは1巻から変わりませんね。