ぼっち転生記 1 / ファースト

 

レビューという名の感想文です。

 

人間不信が異世界転生して、モンスターや亜人を仲間にして自分の王国を作ろうとする物語です。

主人公のチート特性はこの世界では異端扱いされている精霊術。代わりに正しい力である魔術が使えないという。

仲間にすると言っても、人間不信なので「自分のモノ」になる奴隷ばかりですが。

基本的にはハーレムモノですね。

この巻では、基本的な地盤固めをする程度ですね。

大草原に拠点を作り、側近として侍らす少女奴隷を3人、ユニコーン牧場を作り、ケンタウロスを一部族ごと奴隷化、そして襲撃しようとしたラミアクイーンを配下に加えて以下次巻へという感じです。

ユニコーンたちのキャラが結構好きです。かなりゲスなのですが、お薬には勝てなかったです。

最初に契約した風の精霊もキャラ的には面白いのですが、性格的にはちょっとアレなので、好きになりにくいキャラかなとは思います。

ちょいちょい取ってつけたようにエロ要素が入ってきます。1巻ではまだ適度な量かなとは思うのですが、2巻以降で結構うざく感じるところが増えて行きますね。

1巻は主人公が結構手軽に「殺し」を行うのが、ちょっと引っかかりますが、なかなかに面白かったです。