- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1982/03
- メディア: 文庫
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シリーズ第三集です。
今回は5編で、一つだけ殺しの技を使わない話がありますね。
あと、衆道な話も一つあります。
相変わらずおもしろいですね。
そして読みやすいのでさくさく進みます。
読みたくなるような展開が進んでいくので一気に読んでしまえます。
基本的には、この世に居てはいけない悪人のみを殺すというのが仕掛人なのですが、それを差配する側が実は悪人で始末されるという話が幾つかあったりして、なかなかおもしろいです。
音羽の半右衛門も始末されちゃったのかと思ったら、勢力拡大するつもりは無く火の粉を振り払っただけということで始末されずに済んだのにはちょっと安心。
基本的に痛快なので、闇の世界の話なのに明るいというか楽しいんですよね、物語が。
いや、ホント面白かったです。