神待ち少女 / 黒羽幸宏

神待ち少女

神待ち少女

レビューという名の感想文です。


今でも時々見かける、一時期やたらと見かけた「神待ち」のルポです。
神待ちをしている少女とそれを取り巻く環境、そして神になる男たちについて。
コギャル時代より、質の悪い状態になってるのかなという印象でした。
少女たちは結構ろくでもない家庭環境ばかりです。
大体親がろくでもないっていうパターンですけど。
神になる男も結構ろくでもなくて、本文中でもひどくろくでもない男が紹介されていました。
なんというか、こういう人たちはどの時代でも一定数存在するんだろうなとは思います。
ただ、昔の様に自分の体を売って稼ぐのではなく、体も心も売らずに施しを受けようとするパターンが主力になってたんだなと。
今は、どうなっているのかはわかりませんが、こういうのが世間の闇なんでしょうかね。