Perl5 パワフルテクニック

Perl5パワフルテクニック大全集

Perl5パワフルテクニック大全集

レビューという名の感想文です。


10年以上前に購入して、一部摘んだ後積んでたモノをようやく読み終わりました。
Perl5のテクニック本です。
半分以上はPerl4で使う方法についても記載されています。
Perl5だと参照になるところを、Perl4なら型グロブにするみたいな感じです。
現在だとPerl5使えないトコロのほうが少ないのと、Perl6が出ていないため今でもバリバリ使えるかと思います。
自分はPerl5の参照や無名配列、「->」の使い方などがさっぱりわからなかったので、これで大分勉強にもなったし、dieの使い方もよくわかっていなかったのが使い方がわかってスッキリ。
多分、今まで作ってたプログラムを、これで勉強したことで修正したら相当すっきりするのではなかろうかと思ったり。
Perlの基礎から一応書いてありますが、言語リファレンス的なものありません。
Perlに付属しているマニュアルを参照して欲しいという感じです。
なので、ある程度Perlを扱ったことがある人向けですね。
1/3ぐらいの内容はUNIX前提(というかUNIXでないと動かない)のテクニックです。
最後にC言語との連携のさせ方が掲載されています。
基本、データの扱い、レポート制作、配列、オブジェクト指向といったところが自分的には非常に勉強になりました。
他にもCGIコマンドライン関連についても記載されています。
正規表現については、これ1冊を超える分量になるので、さらっと書いてあるのみです。
Perlを使って何でもかんでもやってみようという感じですね。
Windows環境では余り意味のない項も結構ありましたが、CGIや通常のスクリプトを扱うなら非常に役立つマニュアルです。