アラフォー賢者の異世界生活日誌 15 / 寿安清

 

レビューという名の感想文です。

前の巻は以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

 

アーハンの村のダンジョン探索の続きからですね。

奥に進むと、多脚戦車などの魔導兵器やら生体兵器なんかが転がっていたので、撃退したり殲滅したり。最終的には研究所施設まるごと破壊するために「暴食なる深淵」でほぼフロアごと破壊してしまいました。

それから、しっかり持ち帰った魔導兵器をアド君やエロムラと共に自宅地下室で解体して分別して研究材料に。

解体作業をアド君とエロムラにまかせて、ゼロスはルーセリスとジャーネの3人でデートに行って、ようやく婚約することに。プロポーズは前にしてるものの、ジャーネだけ踏ん切りつかずにワタワタしてたのを、強引に婚約まで持って行っていました。

最後におまけシナリオ的にイリスのソロ狩りの話があって、15巻は終了。

ゼロスのデート話はなかなかに面白いです。途中で出てくる筋肉とか、アクセサリー店の店長とか、シリアスな雰囲気になりそうなところが、ことごとくギャグになります。邪神ちゃんも屋台で半分出禁食らうレベルで大暴れしてますし。

魔導兵器関連は、各種パロディ満載でニヤニヤしながら読めるんですが、エロムラがいろんな意味で可哀想です。更に可哀想な称号までついてることが判明したり、誰も甘やかしてくれなかったりで、酷いポジションですね。そこが良いところ。

一応、勇者陣営というか、聖法国サイドの話も出てきますが、現状を理解している勢と理解していない勢の認識の格差がかなりやばいところに行っていますね。元からある意味ヤバかったんですが。

今回は前1/3程度がバトルシーン満載であとは日常回という感じですかね。

毎度毎度面白いし、楽しいしで、非常に満足です。