RPG W(・∀・)RLD ろーぷれ・わーるど 2 / 吉村夜

レビューという名の感想文です。

 

今回は魔神教団への襲撃ですね。

1巻の段階で、他の転移者が居ることが発覚したものの、出会う転移者が概ね力に溺れて魔神教団側についていたりします。

紙面構成は1巻同様キャラ目線での一人称視点です。

そして変わらず、友人のショウの章は読みにくいです…。

今回は国家が絡んできて、王様直々に依頼や準備をしてくれたりします。

そして転移者がパーティメンバーに増えるかと思ったら、実は教団側の人間だったり、王様が用意してくれた宮廷魔法使いをわざと追い出して教団への罠に使ったりと、ある種テンプレートのような展開で、安心して読むことができるかと思います。ショウに苛つくのは変わりませんが。

半分以上は日常と移動パートで最後の1/3が教団との戦闘パートですかね。

話も進んでるのか進んでないのか。一応、魔神は二柱目が登場して、国家に魔神や教団に関することの協力を取り付けて、教団員探索を兼ねた日本人探索を依頼したり、宮廷魔法使いが正式にパーティに加わっているので、進んではいますかね。

なんというか、あまり印象に残らない話でした。警察の旧規格の話はちょっと惹かれましたが。