二階の妖怪女王 4 / あらいりゅうじ

二階の妖怪王女〈4〉 (電撃文庫)

二階の妖怪王女〈4〉 (電撃文庫)

レビューという名の感想文です。


続刊が出てないし、作者の公式ページに至っては作品についての記載が無かったので、コレで最終巻ですね。
あとがきには5巻をお楽しみにみたいな感じであったんですけどね。
今回は短編集。
とは言え、掲載が3本なので、いつもより短い(いつもは2本)という程度ですね。
1本目は旧帝国軍の疾風絡みの妖怪話。
当然のように、疾風に関する詳細なスペック等などが出てきます。
ライの電気になっての移動と、金剛の怪力で解決でした。
2本目は百物語の話。
百鬼一族の武将が出てきたりします。
3本目は魔竜側の刺客登場です。
3本目の終わり方が「俺たちの戦いはこれからだ!」的な感じなので、まぁ、これで完結でも問題なかったんでしょうね。
最後の最後で新キャラ出てきちゃってたけども。
3本目はほんわかだけど切ないお話というところでしょうか。
全体的になかなかおもしろかったです。