- 作者: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/04/12
- メディア: 単行本
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タイトル通り、アジア圏で使われてる文字の解説です。
大半がインド系文字とアラビア文字の解説で、漢字の解説が少々と、残りはアジアで使われてるラテン文字・キリル文字の解説になっています。
インド系文字の説明がなかなかおもしろかったです。
ブラーフミーを祖先として、デーヴァナーガリー等がどう進化していったのか、文字構成の仕方の同一性などが面白かったです。
アラビア文字については、書体に関する解説が多かったですね。
漢字は西夏や契丹、日本、ベトナム等にからめて、独立系のトンパ文字なども解説されています。
ハングルについてもコラム的に解説されています。
読み方などの解説ではなく、「文字」についての解説本なので、知識欲のための本ですね。