嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 9 始まりの未来は終わり / 入間人間

レビューと言う名の感想文です。


長瀬が殺されたっていうのが8巻のラストでした。
そこからスタートして、事件解決するのかと思ったら、後半は10巻にという。
最後なので上下巻的な演出なんでしょうか。
読み終わって、あれぇ?ってなぐらいにびっくりしましたよ。
3章からの冒頭の壊れた「小説化現象」の部分がかなりうざい感じでした。
途中で知り合いが数人殺されたってあるけど、長瀬以外殺された個人名が出てきてない気がするんですが、恋日先生とか伏見柚々とか殺されたのかと思っていたら、伏見柚々のところには殺人者も下見に来ていたり。
殺された数人は誰なんだろう…。
この巻はそういう意味でもすごく読みにくかったです。
まぁ、今までの回想的なまとめがそこかしこに散りばめられていて、いろいろ思い出したりして、その辺は良かったです。
ただ、「小説化現象」がほんとうざかった。
作者の狙い通りならしてやられたってところかもしれませんけどね。