- 作者: 古橋秀之,伊藤義則
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 1997/06/01
- メディア: 文庫
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吸血鬼が話の中心です。
ブラックロッドは話の外枠にちょっと出てくる程度。
この小説の世界設定はすばらしいです。
仏教もキリスト教もごちゃ混ぜにして、それが世界の基準であり、科学で解析されているってのが凄い。
可愛いおねーちゃん的なのは、ミラとヴァージニアぐらいで、基本的にはごついおっさんと細いにーちゃんが主な登場人物ですね。
あと、小さなおっさんも。
ごついおっさん二人が非常にカッコイイです。
両方とも宗派は違えど坊さん(片方は神父)なんですが、筋肉隆々で物理戦闘のみならず奇蹟やらなんやらと凄い能力の持ち主。
主役のにーちゃんはにーちゃんで特殊能力の持ち主だったりするんですがね。
特殊じゃない人を探すほうが難しいのがこの世界ですが(笑
非常に面白かったです。