- 作者: 佐々淳行
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/01
- メディア: 文庫
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基本的には歴史事実を淡々と視点を一定の位置から見たものではあるんですが、途中途中にある笑いや感動が絶妙でテンポよくスラスラ読んで行く事が出来ます。
現在と当時の警察の動きなどはまったく変わっているようで、当時の機動隊や幹部の動きはなにかドラマや映画のようにも思えてしまいます。この時はガンガン催涙弾を使っていましたが、今はほとんど使わなくなっていますね。変わりにゴム弾や実弾という感じでしょうか。まぁ、こういった暴動やデモそのものが無いから必要ないのでしょうけどね。
この本を読んで始めて知った事実。「機動隊」というシステムは日本独自のものだったんですね。アメリカにすらないというのが驚きでした。