空想科学読本3 / 柳田理科雄

毎度毎度ながら楽しく読みました。こういうのに、正確には科学じゃねぇと突っ込むのは無粋とアマゾンのレビューにもありましたが、まさにその通りだと思うのです。
こういうネタ本は非常に楽しいです。自分でも突っ込むところあったりしますね。今回だと、ガンダムビームサーベルとか、スペースコロニーあたりですか。ビームサーベルに関しては実用化可能なものは出来ているようですし(研究室の中だけですが)、コロニーに関しての詳細は小説版が詳しかったりします。遮蔽型のコロニーもあるわけですよ。土の厚さがどうこうってのも書いてましたね。ただ、注釈に富野監督自身が矛盾とか突っ込んで欲しいって発言があったということが書いてあったので、空想科学(そりゃ、ミノフスキー粒子だし)前提で書いてたんでしょうね。
こういった空想科学シリーズのおかげで、いろいろ無駄に科学系の知識が増えています。現代のアニメでこういうのやったら、今の子供たちの理科離れがすこしは緩和できるんじゃないですかね?