写実画のすごい世界 限りなく「本物」な女性たち / 現代美術・編

 

レビューという名の感想文です。

 

写真かと見間違えるレベルの写実画についての本になります。

作家の作品数点と一点の詳細解説、あとはコラムを数点という構成です。

掲載作家数は28人ですが、巻末11名については作品数点とコメントのみになっています。

緻密な描写がすごいです。絵画について解説できるほど造詣が深くないので、詳しくは解説等も出来ませんが、とにかくすごい。ぱっと見ほんとに写真にしか見えません。

ですが、よく見ると絵画。写真のような反射や映り込み等が無いので、じっくり見るとわかります。

掲載作品の大半は女性がモチーフ、さらにその半数がヌードもしくはセミヌードです。

とにかくすごい。とにかく美しい。それしか言えません。

掲載作家数が多い分、個人個人の掲載作品数は少ないですが、気に入った作家さんの作品をもっと見たければ、作品集を個別に買うとかすれば良いんじゃないかなとは思います。ある種カタログですかね。解説付きの。

本のサイズが大きくはない(ジャンプより背が低く、奥行きがちょっと長い)ので収納するのに困りませんが、作品が小さくなるので、大きく見たい人にはちょっと残念なのかなとは思いますが、自分はこれでもかなり満足です。

目の保養になります。