アラフォー賢者の異世界生活日記 5 / 寿安清

 

レビューという名の感想文です。読んだのは1年以上前ですが。

前の巻のレビューは以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

学校の護衛任務の続きです。

ゼロスが採掘を優先してる間に、ツヴェイトが暗殺者に狙われるものの、暗殺者の頭目であるシャランラが連れてきた二人はあっさり裏切って、ツヴェイトにつくという。

そこにゼロスが慌てて合流して、勘というか予感というか、そんな感じでシャランラをぶっ飛ばしてみたら、実は姉であった。そう、とんでもないクズな姉である。

当然、セロスは容赦なく撃破しようとするものの、身代わり人形が来てただけで本人には逃げられる始末。

学校に戻ったところ、クロイサスがろくでもない薬を発明してしまい、それを更に改良して女体化薬を作ってしまうものの、戻れなくなるからとゼロスにより封印。

代わりに短時間だけ女体化する薬を作り、クロイサスたちが飲んで悲鳴を上げているのを見てたゼロスに、イリスがこっそり女体化薬を飲ませてゼロスまで女体化してしまうパプニング(?)が発生。

学校組と帰宅組に分かれて、ゼロスとイリスは帰宅することに。

途中で寄った村が妖精にろくでもないイタズラをされて居たのと、妖精の集落が発生していたので殲滅することに。

村長の家で話を聞こうとしたら、転生者がここにも。アド君の奥さんが登場。この時点ではすごくいい子なんですよね(正体がバレるのはまだ先の巻だったはず)

妖精の集落を殲滅しに行ったところで、集落のボスであるフェアリー・ロゼは見つからず、代わりに悪魔が発生仕掛けていたので、殲滅魔法で悪魔もろとも妖精を殲滅。

その頃、村にはフェアリー・ロゼが出現しイリスがギリギリのところまで追い詰められたところで、ゼロスが帰還し無事討滅。

その後、帰宅したゼロスはシャランラを指名手配してもらうように、デルサシスに依頼し、ついでにメーティス神聖法国が独占している回復魔法の販売まで持ちかけることに。

護衛依頼の報酬を貰ったところで、イリスから武装強化を頼まれて、その武装をするのにイリスがコッコたちから訓練を受けているところで、5巻は終了。

ゼロスの行動が爽快なのが良いです。レベルが圧倒的すぎるのもありますがね。

勇者システムの話も少々出てきたり、メーティス神聖法国の包囲網が始まりそうだったりと、結構重要な話が展開されていたりはします。

クロイサスの薬の話は箸休めというところですね。コメディ要素しか無いですからね。

邪神復活のための準備も地味に進んでいるんですよね。特殊アイテム拾ったりしますし。

エロムラとアンズも合流して、アド君の奥さんであるユイさんも登場して、転生者が合流していくのも楽しいですね。

相変わらず、シリアスな話やバトルシーンに適度なコメディ要素が入ってくるので、話のペースというか展開というか、読んでて飽きないんですよね。代わりに止めどころに悩みます。章区切りがページの途中にあるのも原因ですが。

ほんと面白いです。