驚異 オーパーツ超古代文明の謎

驚異オーパーツと超古代文明の謎 (にちぶんMOOK)

驚異オーパーツと超古代文明の謎 (にちぶんMOOK)

レビューという名の感想文です。


いわゆるムー系統のオカルト本のコンビニ本です。
ムーではなく、日本文芸社なので、かなりいろいろ甘いです。
6年前の本ですが、だとしても偽書とわかっているもの(竹内文書)や、比較的最近出来たレプリカ(水晶ドクロ)なども、一次資料的扱いで載っています。
UFOや宇宙人、異星人が居るのではないかという方向はいいのですが、それありきになってるようなのがちらほら。
あと記事の順番がおかしいのが幾つか。
例えば、215ページの「UFOは磁気で位置を測定した」の記事が「着陸した宇宙船を調査した…」という書き出しで始まっていますが、その「着陸した宇宙船」は216ページの「ニューメキシコに着陸した宇宙船」の記事の宇宙船です。
読んでいて、何の話かさっぱりわからなくて、強引に読み進めて次のページを見たら、あったという感じです。
ムー系統のコンビニ本でもよくありますが、全体的な構成が雑に思います。
掲載している写真にしても、非常に見にくいものが多いです。
モノクロページにカラー写真を載せるにしても、もうちょっと加工のしようがあったのではないかと思います。
自分が今まで読んだ同系統の本では、読んだことがない記事などもあったりしたので、楽しみながら読んでいましたが、そういったところが目について残念です。