ギロチンマシン中村奈々子 高等教育編 / 日日日

ギロチンマシン中村奈々子―高等教育編 (徳間デュアル文庫)

ギロチンマシン中村奈々子―高等教育編 (徳間デュアル文庫)

学園から脱出したものの、嵐にあって、3人ともがバラバラに。
そして、「偶然」再会していく3人。
その影には何が…。
っていう感じで、この世界は何か、とか、中村奈々子とは何かという問いが出てきます。
答えはまだ出ませんけど。
山田くんは平和な日々を、奈々子は王様の暮らしを、赤ずきんは獣の暮らしを経て、再会していくわけではありますが、その再会そのものに違和感が発生していきます。
暗躍しているのは二人。
一人はいわずと知れた、中村奈々子。
もう一人は…。
読みやすさは抜群ですね。
スピード感があるというかなんというか、一気に読めます。
そして面白い。
さすが、日日日という感じです。
次巻で完結になりそうな雰囲気ですが、楽しみです。