てのひらのエネミー / 杉原智則

1巻に対して後編に当たるのがこの2巻です。
どんな世界でも王道のように教会ってのは、「悪」になっていますね。
その「悪」と戦う姫や主人公の少年の成長が面白いです。
エピローグでは悲しい結末が…。
いじめられっこの主人公の少年が最後にはきちんと「魔王」になるのは良いですね。
面白かったです。