人獣細工 / 小林泰三

人獣細工 (角川ホラー文庫)

リアルな臓器移植ものである「人獣細工」
子供vs吸血鬼の「吸血鬼狩り」
脳にソフトウェアをインストールする「本」
この3本（短編2本、中編1本）が入っています。
「吸血鬼狩り」で多少先が読めたぐらいで、それ以外はやられたって感じです。
非常に面白いです。
ホラーというよりはSFミステリの方が近いんじゃないかって感じです。
「世にも奇妙な物語」がかなり近いかな。この人の小説全般に言えることだけど。
この人の作品はライトノベル並みの速度でのめりこんで読めるので非常に良いです。