脳髄工場 / 小林泰三

脳髄工場 (角川ホラー文庫)

SFホラー系の短編集です。
脳髄工場が読みたくて買ったわけですが、掲載されているすべての短編が面白いです。
個人的に一番興味をもてたのが、「C市」ですね。
クトゥルー関連の短編になります。最初CとかYとかAとか言っていて、なんらかの代名詞なんだろうなと思ったら、途中でちゃんとCthulhuとか出てきました。なので、残りの単語も全部判明。
おかげで途中から俄然面白くなりました。こんなところでクトゥルー関連が読めるとは。
「アルデバランから来た男」も確かクトゥルー関連だった気がするんですけどね。
どの短編も非常に面白いです。そこそこの長さからすごく短いものまで11篇収録されています。