禁涙境事件 / 上遠野浩平

禁涙境事件  ”some tragedies of no-tear land”

禁涙境事件 ”some tragedies of no-tear land”

魔法が一切使えない都市での創設者殺人事件。
EDたちはほとんど活躍の場がないですね。前の「海賊島事件」で参入した24人目の戦地調停士もちょこっと登場します。この禁涙境は「紫骸城事件」の時の人が作ったわけですが…紫骸城事件の全貌は忘れてしまいましたよ。
EDたちはそんなに活躍しないけれども、かなり重要というかEDの正体まで明かされちゃったりします。なので、終わりかと思ったら、今回登場の残酷号が次の巻のメインの模様(タイトルが「残酷号事件」だし)。
わくわくドキドキで、なんだかんだとアクションもあったり、トリックの解明やらいろいろあったりでやっぱり面白いです。この事件シリーズはいつもどんでん返しがあるので、思いもよらない人物が犯人になってますね。
続きが速く読みたいのと、時間見つけて前の巻も読みたいですね。