這いよれ!ニャル子さん 7 / 逢空万太

這いよれ! ニャル子さん 7 (GA文庫)

這いよれ! ニャル子さん 7 (GA文庫)

レビューという名の感想文です。


今回は短編集。
先にあとがきネタから。
同じ道民なので、よく知っている(現状全国区化してるけど)ホワイトストーンズが出てきて吹きました。
ホッカイダーのほうは残念ながら知らないです。
さて本編について。
1つ目は1巻の直後ぐらいでニャルコ視点、2つ目はイースの偉大なる種族事件の途中、3つ目はイースの偉大なる種族事件の後で玉緒視点、4つ目はクー音襲来後、5つ目は4つ目のすぐ後、6つ目はシャンタッ君のお話という構成です。
ネタはいつもどおり山程満載。
いつもの真尋視点じゃない話が3つほどあって、それが新鮮でした。
1つ目はニャル子と珠緒の恋愛相談、2つ目は幻夢境でニャル子とクー子と真尋のコント、3つ目は玉緒の秘めた気持ちとニャル子の恋愛相談(若干一つ目とかぶる)、4つ目はプール回、5つ目はニャル子不在でミ=ゴ退治、6つ目はシャンタッ君の淡い恋心という感じですかね。
シャンタッ君のお話は良かったです。
シャンタッ君の頑張ってるっていう感じが良いです。
うどんに使ってる鳥肉がタカとクジャクとコンドルとタジャドルコンボとか、明らかに札幌テルメネタだったりとか(あれ、茨戸だから札幌でもかなり郊外の方にあるのよね。石狩市の境界線にかなり近いし)、真尋がメイド服になって血の封印を解いちゃったりとか、母親がニャル子とクー子にお仕置きってことでひどいことするとか、記憶消去バットの名前がルナジョーカーだのヒートジョーカーだのと、ニヤニヤしっぱなしです。
ほんと楽しくて良いです。
メタ発言しまくりですしね。
頭空っぽで読めるのが良いです。