
PrimeReadingにあったので読んでみました。
この手の本はいろいろ読んでいるのですが、どうにも合わないのしかないんですよね。
この本はタイトル通りで一人でビジネスするための指標を示してくれるような本です。
ただし、自分にスキルが有る人向けです。
サンプル例もほぼエキスパートみたいな人ばかりだったりします。
ビジョンを持って、仲間を集めて、仕事を広げれば成功するという感じですかね。
この「ビジョン」絡みの話が啓発系に読めるような話なので、自分的にはちょっと駄目ですかね。
相互にビジネスを融通し合うってのは、どこの業界でもやってることだと思いますが、この仲間内で回してるだけみたいな話に読めました。
20年以上前にメルマガビジネスで広告枠を売って、その広告枠を買うような人たちと相互に有料メルマガを登録し合う的な話を持ちかけられたことがあったのですが、なんというか気持ち悪くて駄目でした。
そんなビジネスの話の香りが一部でしました。
確かに起業について最初にオフィスを借りるなとか失敗するビジネスパターンについての警鐘や、基本的なビジネスの立ち上げ方などについては書いてあるので、何にも知らない人向けには良いかと思います。
すでに個人事業者等をやっていて新しいヒントがないかな?と読む分にはあまり意味がない気がします。
物販系はほぼ無いです(セミナー的動画や小冊子はある)。なので、文章力や説明力、人を引き込む話術が必須のビジネスについて書いてある本というところでしょうか。
悪徳ビジネスがこの手法と似たようなことをしている感じなので、その辺でも嫌悪感が出てしまうのかもしれません。
実践すれば成功するのは間違いないとは思うのですが、実践できる人がどれだけ居るのかとは思います。
自分には実践不可能だと思いました。

