世界のへんな肉 / 白石あづさ

 

レビューという名の感想文です。

 

タイトルからいわゆるB級グルメ本かと思っていたのですが、基本的には旅行記ですね。

タイトルの通り肉料理が主体の旅行記ですが、肉の種類はジビエ系がほとんどかな?単純に日本ではほとんど食べられていない肉ってだけですが。

羊肉なんかだと、日本は北海道が中心ですが、中東域では一般的に食べられてたりしますし、さらに脳みそもしっかり食べますので。

その料理そのものよりも、料理に行き着く話が波乱万丈と言うか、トラブル多発というか、一筋縄では行かないのがなかなか良いです。

ただ、ちょいちょい「気持ち悪い」って感想が出てくるのが引っかかります。気持ち悪がり方が、そこまで嫌がらないでもとは思いました。

酷いゲテモノ系は特に無いので、食べてみたいなと思うような料理は多かったです。

トナカイ肉の霜降りは美味しそうな雰囲気でしたね。

薄くて、1項目が短いので手軽で読みやすい本でした。