IN POCKET 2015年12月号

IN★POCKET 2015年12月号

IN★POCKET 2015年12月号

レビューという名の感想文です。


ブクログの献本企画で頂いたものです。
大特集は「作家と仕事場、そしてこだわり道具。」
他に長嶋有×羽田圭介の対談も掲載されています。
献本企画に応募したのは、この大特集に期待大だったためなんですが、非常に残念な大特集でした。
こういった、仕事場や道具についての特集って写真が多くなるのが一般的だと思うんです。
写真はほぼ無し(ゼロだったかもしれない)、仕事場についての話もほぼ無し、こだわり道具についても更になし、何がどう大特殊だったのかわかりません。
物語の作り方とかについてはあったのですが、大特集のタイトルから外れていますよね。
漫画家さんやモデラーさんの仕事場や道具特集だと、部屋とか、机の上とか、どういった道具を使っているかってのがあるのが普通なので、そこに非常に期待していたんですけどね。
そして大特集の割にページ数が少ない。
30ページも無かったです。
広告主体とは言え、全体で約400ページぐらいあるのに、大特集と銘打った物が1割以下とは…。
ただ、カレー沢薫さんが刀剣乱舞について熱く語っていたのは楽しかったです。
長嶋有×羽田圭介の対談もなかなかに面白かったです。
授賞式絡みと聖飢魔Ⅱばかりでしたが。
角田光代×千早茜の対談読んでたら、ただしイケメンに限るな話が出てたり、男性をディスっていたり。
皆川博子の辺境図書館は面白かったです。「ゾマーさんのこと」が気になりました。
全体を読んで、記事が結構な割合で残念でした。
小説については、奥右筆外伝が面白くて本編も読んでみようかなと思ってみたり。
百万石の居留守役についての紹介ページもなかなか面白かったので、これは読んでみなければとは思いました。
期待しすぎたのが悪かったのかもしれませんね。