太平洋戦争秘史 日本・秘密兵器大全

レビューという名の感想文です。


第二次大戦期の大日本帝国軍の秘密兵器をまとめた本です。
試作された秘密兵器から机上の空論まで掲載されています。
ただし、特攻兵器(橘花を除く)は除外です。
あとがきに「あれは秘密兵器と呼ぶに値しない」と記載されて居ます。
なので、基本的にワクワクする兵器のみが掲載されています。
机上系だと、超大和に50万トン戦艦に100トン戦車などなどあったり、有名ドコロだと富嶽震電、秋水、閃電、風船爆弾、イ号無線誘導弾などもありますし、艦これで知名度が上がった大井と北上の重雷装艦や伊勢の搭載機数アップ版などなど、ワクワクする兵器がいっぱいです。
それに合わせて、IFの短編が付いてるのがいいです。
巻頭にはコミックもあり、それの小説版も後半に掲載されています。
短編の執筆者には、中里融司吉田親司林譲治(敬称略)など自分が好きな作家先生が並んでいたりします。
巻頭コミックは中里融司先生の原作になってます。
思いの外楽しい構成になっているのと、コンビニ本なので安く、コスパとしてはなかなか良いのではないかと思います。