- 作者: 吉田親司,3
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/12
- メディア: 文庫
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アクションを主体とした話ですね。
特殊能力である記憶改ざんや記憶操作に関しては、ちょっと描写が少なかったかな。
過激な母親と感情に乏しい息子の話が中心で、そこに嵐のように登場する一人の少女。
これがキーではあるんですけどね。
親友が後半で思いっきりないがしろにされていたり、両刀使いに関する説明が無く、いきなりおまえは両刀使いだろってな発言が出てくるので、ちょっと大事にされてないキャラクターなのかなと思ったり。
最後のオチがなんか微妙な感じでした。
あれだけ感情に乏しいキャラが急に感情を取り戻したような感じになるってのはどうかと。
脳生理学関連の説明は省いてもよかったんじゃないかと思います。
拳銃の説明関連もあんなにいらなかったような。
萌恵じゃないけど、オタクな薀蓄は要らないかなと。
バーサーカーの見当はつけやすかったです。
アプリコットはうちの生徒って言うまでは気にもしなかったけど。
比較的面白かった作品でした。