木島日記 / 大塚英志

木島日記

木島日記

コミックのノベライズなのですが、コミックは読んでません。
舞台はオカルト万歳な昭和初期です。
実在の人物もいじっているので、リアルと混同しそうになりますが、あくまでこれは大塚英志の世界。
怪人物ばかりが登場するなか、比較的まともなのが、狂言回しな折口博士。
基本的には折口博士の日記を小説化するという形式で進んでいきます。
まぁ、オカルトネタの豊富なこと。学窓会まで出てきたり。
面白かったです。
ちょっと読みづらい感じはあったけど、そこそこのスピードで読めました。
あとがきがちょっと愉快でした。思わずうなづいたw