愛と幻想のファシズム 下 / 村上龍

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

非常に面白かったです。後半であるこの下巻では、盛り上がりを阻害するような経済のねたが無く、経済が変化していく様子のみが描かれ、盛り上がりが阻害されることは無かったです。
個人的には狩猟社が日本を支配するまでを読みたかったのですが、最後のゼロの「愛と幻想のファシズム」が重要なんでしょうね。それ以上やると、ただの蛇足になってしまうでしょう。
いや〜、面白かったです。