リアデイルの大地にて 6 / Ceez

 

レビューという名の感想文です。

前の巻については以下のリンクより。

 

mako0079.hatenadiary.jp

 

とうとうオプスと合流したケーナ。そしてこの世界とプレイヤーたちの秘密を知る。という感じの説明回ですかね。

基本的には日常回なんだけど、そこに各種説明が入ってくるという感じです。

サブクエスト的に辺境の村で大威張りの騎士が暴れたり、以前の山賊やってたプレイヤーを開放したりしています。

オプスのキャラが尊大なんだけど、わざとサイレンに頭上がらないようにしてたり、ケーナにちょいちょいボコられてたりするのが良いですね。

尊大キャラなお陰でケーナやエクシズから危険視されたり、元山賊には「銀環の魔女」と「リアデイルの孔明」と二つ名から怯えられたり(この場合はケーナもついでに)と、ゲーム時代にろくでもないことをしてたってのがよくわかりますね。

説明回なので、この世界の秘密やシステムについて、あとオプスの現実での特殊能力の話が出てくるのが良いですね。この情報を持った上で、1巻からの状況を見ると、なるほどという場面が多々出てきます。フレンドリストがオンライン化した秘密とかですね。

この巻で、世界の裏側がわかったので、このさきの巻についても更に楽しみです。