バタフライハンター 10のとても奇妙で素敵な仕事の物語 / クリス・バラード

バタフライハンター 10のとても奇妙で素敵な仕事の物語

バタフライハンター 10のとても奇妙で素敵な仕事の物語

レビューという名の感想文です


「天職」を持った、10組の話です。
高層ビル保全調査員、義眼技工士、きこり、鉄道模型製作者、産業心理学者、映画予告ナレーター、キノコ狩り、筆跡鑑定士、アメフトのコーチ、昆虫博士の10人(筆跡鑑定士だけ組)の天職を持った人々への記事です。
どの人物の記事も面白かったです。
全員が全員、一般とは視点が違う。考え方も違う。行動も更に違う。
という感じで、一歩間違うと変人にされそうな勢いですが、本人たちは非常に楽しくやっている。
やれなくなったら死んでしまうんじゃないかというぐらいに。
そして、大体の人物が豪快であるという印象ですね。
自分がプラモをやってる関係で鉄道模型製作者、義眼技工士の話は食入いるように読みました。
あとはキノコ狩りの話も楽しかったです。
記者の記事の書き方も良かったんだと思いますが、スラスラ読めて面白かったです。
こういった人の話は読んでるだけでもワクワクしてきます。