眼球譚<初稿> / オーシュ卿(G・バタイユ)

眼球譚(初稿) (河出文庫)

眼球譚(初稿) (河出文庫)

レビューという名の感想文です。


以前から読んでみたいなと興味津々だったわけですが…なんか想像していたものと違っていました。
もっと耽美というかそんな感じなんだと思っていたら、実質官能小説ですね。
それも変態バンザイの。
訳書だというのと、一応文学なので、セリフ回しや表現などは高尚ですね。
やたらと「おま○こ」(実際は伏せ字にはなっていない)が出てきて面食らいました。
官能小説的ではありますが、いわゆる本番シーンはほぼ無く、オナニー、小便、卵に眼球とかそんなんばっかりです。
文学系を読み慣れていないですが、なんというか新しい世界が見えたような気がします。