とろとろ / 宇佐美優

とろとろ (双葉文庫)

とろとろ (双葉文庫)

レビューという名の感想文です。


官能小説なんですが、いやー、酷かった。
まず擬音で萎えます。
やたらと擬音が多いのと、なんというか萎える表現なのです。
次に女性キャラの反応。
口付けしただけで叫びまくるし、ちょっと触っただけでさらに叫ぶしと、やっぱり萎える要素満載。
なんというか、マンガでもそんなワンクリックで絶頂みたいなパターンも少ないんじゃなかろうかという感じですね。
本編のストーリーとしては、愛人倶楽部を作りました。
メンバーがそれぞれ気に入った男と長期契約になっちゃいました。
愛人倶楽部を作った人はみんなと同じくなってつまらないというオチ。
濡れ場を主体としてそれだけを描写するには良いストーリーだとは思うんですが、その濡れ場があまりにもよろしくない。
読むのが大変でした。