学園美少女ファイル 桃色の放課後 / 深町薫 / 犬弾じょう

レビューという名の感想文です。


学園退魔モノというところでしょうか。
導入部だけだと、学園モノでなおかつ女教師ものということでいろいろ期待していたのですが、H関係はちょっとあっさり目。
一応、教師であり淫魔でもあった、冴子とのプレイと、演劇部とのプレイはそこそこ濃く激しかったのですが、なんか物足りない感じ。
優菜、奈津美、亜紀とのプレイはまっとうなエッチシーンでした。
麗子と優菜との3Pはもうちょっと濃くてもいいんじゃないかなと思ったけど、ページ数の都合もあったんでしょうかあっさり。
不完全燃焼ですね。
この作品、本文よりも挿絵が違和感満載です。
奈津美の検尿と、優菜とのプレイでは、全裸ではないはずなのに全裸になってるし、冴子が淫魔にモードチェンジした後は悪魔的メイクがとあるのに、変わってなかったし、下の毛が雑で微妙に淫靡な雰囲気になってないし。
表紙の冴子はいい感じなんですが、本文の挿絵の冴子はなぜか天然系みたいな感じになってるのが解せません。
発注ミスというか、イラストレーターの選択を間違ったのではないでしょうかと思えるものでした。
分量的にはあっさり目でゆっくり読んでも1時間ちょいで読み終わります。
シチュエーション的には美味しいのが多かっただけに、ちょいと物足りないのが残念です。