- 作者: 荒川工,ことみようじ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10/18
- メディア: 文庫
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神様(女の子)の封印を解いちゃった女の子が、神様に契られようとするお話。
もっとも、その神様はもともとは1999年7月に封印が解かれる予定だった模様。
封印が解かれて、契る事ができた神様の仕事は、世界の崩壊。
正確には、神様が居た真界のそとに、われわれが居る偽界が存在していて、真界が成長しすぎて膨張できないので、偽界を壊して真界を大きくするってのが仕事の模様。
ただ、序盤的過ぎてほとんどの伏線が放置されています。
面白いんですが、物足りない感じですね。
登場キャラのほとんどがどっかのネジが緩んでる、もしくはズレている人ばかりです。
これも娯楽としては面白いところだと思います。
後半は学園物にありがちな展開になっているものの、ちゃんとオチがあるのがいいところ。
あとがきによれば続巻が出るようなので、期待できそうです。