2005-03-13 ケータイ/吉村達也 本 ケータイ (角川ホラー文庫)作者: 吉村達也出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1999/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見るどんでん返しで、でもお約束なホラーミステリーでした。この小説で一番印象に残ったのは高沢のキャラと『ケータイ』のキャラ。両方とも非常にむかつくタイプでした。 「着信アリ」もこんな感じなんですかねぇ。面白かったですよ。ただ、千春の一家の扱いがかなり微妙。一歩間違うと、千春にかかわる部分を全部抜き取っても話が通じてしまいます。 そのへんを除けば、いい小説だったんではないでしょうか。映画にしてもいけそうですけどね。 エンディングは東野圭吾の「秘密(ISBN:4163179208)」みたいでしたが。