微生物が未来を救う / 小泉武夫

「味覚人飛行物体」小泉武夫先生の回のNHK課外授業ようこそ先輩」の書籍化です。
発酵食品の紹介から始まり、発酵食品作り、酒蔵の見学、そして微生物についてを小学校で授業しています。
この先生は個人的に大好きなので、本の方も楽しく読めました。
くさや、納豆、シュールストレミングとかいろいろなものを子供たちに食べさせていました。
巻末の方をよく読んでみると、ブルーチーズでおなか壊した子も居たようですね。
発酵食品ってのが大抵くさいものだけど、大抵美味いものなんですよね。
前半部は読んでいるとおなかがすいてきます。
後半部は微生物の話が中心です。
25日で堆肥にする工場で作られた堆肥を使って作るホウレンソウが大きすぎじゃないかと思います。
味がいいらしいので問題は無いんでしょうけどね。
納豆、甘酒、ヨーグルトの非常にかんたんな作り方も掲載されています。
面白かったです。発酵に興味を持った人は一読を。