いきなりプログラミング Androidアプリ開発 / Sara

 

 

レビューという名の感想文です。

 

翔泳社CodeZineで無料公開されていたので読んでみました。

codezine.jp

 

Androidアプリ開発をする場合の流れを把握するための本だと思います。

言語系についての説明は特になし。

ある程度の軽い説明はあるものの、冒頭でもKotlinの詳しい解説はしない旨書かれています。

AndroidStudioでサポートページからダウンロードしてきた、サンプルコードをベースに書籍中の指示に従いプログラムを書き換えてアプリにしていくという流れです。

プログラム中に使うクラスや命令などの軽い解説(1行程度)は流石にちゃんとあります。

プログラム言語の体系や構文等については触れていないので、なぜこの行があるのだろうか?と疑問になってしまう人にはおすすめできません。

書籍タイトルにもあるとおり、いきなりプログラミングをしてとにかくものを作ってみたいという人向けです。

ある程度プログラムの知識があれば改造も可能だとは思います。

程度にもよりますが完成したプログラムを組んだことがない人には良いのかもしれません。

すでに他言語でプログラムを組んできた人には、非常に物足りないかと思います。

自分はPerlPythonで自分が楽をするためのプログラムをいくつか組んできているので、この本ではAndroidのアプリを作るための手順や手続きなどを確認するだけで、実践は行いませんでした。閲覧期間が足りない(無料閲覧終了2日前に知ったので)というのもありますが。

足がかりが欲しい人には、取っ掛かりとしては良いのではないかと思います。

まともに学習を始めると2度と読まないような気がしないでもないですが。