死の歴史 / ミシェル・ヴォヴェル

死の歴史―死はどのように受けいれられてきたのか (「知の再発見」双書)

死の歴史―死はどのように受けいれられてきたのか (「知の再発見」双書)

レビューという名の感想文です。


キリスト教圏の「死」に対する儀式などの中世から現代に至るまでの歴史を綴った本です。
…が、キリスト教圏の知識とかそういったバックグラウンドが無いので、よくわかりませんでした。
「煉獄」については初めて知りました。
どうにも厨二病的フレーズなイメージだったのですが、キリスト教圏で昔からある概念だったのですね。
あとは資料編にあった、死の儀式のやり直しの話が面白かったです。
中世ヨーロッパはいろいろおもしろいです。