奥様、お手を / エマ・ダーシー

奥様、お手を (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

奥様、お手を (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

レビューという名の感想文です。


ブクログの献本企画で頂いた本です。
超大金持ちが執事のフリして未亡人を引っ掛けるという、一種のテンプレートのような物語です。
マネーパワーで敵をぶん殴るのは最初と最後だけで、あとはロマンスですね。
ヒロインの息子がちょこちょこやらかしてくれるのがいいアクセントになっているように思います。
ヨーロッパ貴族のイメージなんでしょうか、先祖が何年どこの戦いでみたいな思い出話をするのは。
これも一種のテンプレートかと思います。
最後に正体がバレて、未亡人の地元からお金持ちの家に行って、素直に終わるのかと思ったら、前妻が出てきたのはちょっとやられた感じでした。
読みやすく文章量も少ないのでさくさく読めますね。
なかなかおもしろかったです。